ごあいさつ

代表あいさつ

 こんにちは。東京大学百合愛好会代表のwisteriaです。

 本会は、「ごあいさつ」にある通り「百合を愛好する東大関係者の集いとして」、また規約第3条にある通り「尊い百合文化の発展に寄与することを目的として」2018年4月に設立されました。

 百合文化といえば、近年その広がりと隆盛には目を見張るものがあります。

 百合に関する様々なイベントが開催され、実に多くの人たちが百合を愛好し、鑑賞し、そして創作しています。一昔前なら想像もつかないほど数多くの素晴らしい作品が生み出され、放映されあるいは連載・刊行されているということに感動を禁じえないという人は、私を含め少なくないでしょう。

 しかし、同時に我々は「百合は今、薄氷の上に立っている(綾奈ゆにこ氏)」という現実を自覚する必要があると思います。百合展2018でこの言葉を目にした方の多くは、きっとそれぞれの思いや考え方の中でこの言葉を咀嚼し受け止めたのではないでしょうか。

 この薄氷の上に立つ百合という文化を、より大きく多様なものにし、そして少しでも永く愛され続けられるようにすることが、私たちの願いです。本会の存在や活動が、百合文化の発展と成長に寄与できたなら、それ以上の幸せはありません。

 最後に、本会はなるべく多様な解釈をお互いに認め合う、開かれた会を目指しています。東大に通っていて、百合が好きだという方、または恥ずかしくて言い出せない方、百合に少し興味があってその端緒を探しているという方、もしよろしければ東大百合愛好会にいらしてみてください。百合の世界を広げ、もしくは一緒にもり立てていくお手伝いができるかもしれません。

 私たちは、目標の実現に努力を惜しみません。皆様に温かく見守っていただけたら幸いです。

2018年6月26日

東京大学百合愛好会代表 wisteria

タイトルとURLをコピーしました